課題#7 プレゼントボックスにLEDを追加!
KOOVの作例「プレゼントボックス」に、LEDを1つ追加して、合計4つのLEDを点灯させるカスタマイズに挑戦します!
ハードウェアの拡張とプログラム改良を通じて、ロボットに「見せる楽しさ」を付加し、子どもたちの創造力を刺激するユニークな課題です。
先生や親御さんへ
この課題は、プログラミング教育の必修化に伴い、子どもたちに楽しくプログラミングを教えるために作成した教材です。
未経験の先生や、家庭で子どもと一緒にプログラミングを学びたい親御さん向けに、ロボットプログラミングを通じて、子どもたちの論理的思考力や創造性を伸ばすきっかけとなれば幸いです。
チャレンジ課題の一覧はこちら
この課題で学べること
- LEDの追加と配線:
LEDを増設し、回路の拡張手順を学びます。 - 追加のLED制御のプログラミング:
追加されたLEDを点灯させるロジック設計に挑戦します。 - ランダムシーケンスの生成と管理:
追加されたLEDに関する乱数の範囲の拡張や、アルゴリズム調整のポイントを学びます。
作例「プレゼントボックス」とは?

「プレゼントボックス」は、記憶力を試されるギミックつきの知育ロボットです。
LEDが光る順番を覚えて、対応するボタンを同じ順番で押すと、中のふたが「パカッ」と開きます。ゲームのような感覚で楽しめる作例です。
正しく入力すれば蓋が開き、間違えると開かない――というシンプルながら達成感のある仕組みが魅力です。
課題の概要
KOOVの作例「プレゼントボックス」には、左ボタン・上ボタン・右ボタンに対応した3つのLED(緑・白・赤)が搭載されています。

今回、新たに青色のLEDを下ボタンに対応させて追加し、合計4灯で問題の難易度・演出をパワーアップします。

項目 | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
使用LED数 | 3個 | 4個 |
遊び方 | 3つのLEDがランダムに点灯し、 該当する上・左・右ボタンを押す。 | 4つのLEDがランダムに点灯し、 該当する上・下・左・右ボタンを押す。 |
LEDとボタンの対応 | 上ボタン:LED白 左ボタン:LED緑 右ボタン:LED赤 | 上ボタン:LED白 左ボタン:LED緑 右ボタン:LED赤 下ボタン:LED青 |
本課題では、作例「プレゼントボックス」を作成済みであることを前提に説明を進めていきます。
使用するツール
- KOOVアドバンスキット
- (作例「プレゼントボックス」を作成できるパーツセット)
- PC、またはタブレット
- 『KOOV』アプリをインストールしたもの
ハードウェアの改造
追加パーツ

- LED青 × 1
- 3芯ケーブル20cm × 1
改造手順
- プレゼントボックスのLED部分の『ブザー』を取り外し、『LED青』を付け替えます。


- 取り外した『ブザー』は、空いている箇所に取り付けます。
ここでは、右下に取り付けました。

- LED青に『3芯ケーブル』を接続し、本体の『V5』に接続します。
※それ以外の配線は作例通りです

以上で、ハードウェアの改造は完了です。
